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500億年前に起こった地球への巨大隕石の衝突、その衝撃で地球を23.5度傾けたらしいのです。
この出来事がなければ、水があり緑が生命がある現在知られている地球は存在しなかったかもしれません。映画はそれを冒頭に掲げ進行していきました。

人間が知りうる範囲で、この地球のように生命で溢れた星は他にはありません。
ほんの、何かの弾みの偶然が生んだ、様々な姿をした命を育み続けている星です。

この映画で、あらためてその事を考えさせられました。

北極から南極まで、普段自分が意識をする事などありえない遠いどこかで、絶え間なく生命の営みが繰り広げられているのです。
そこはジャングルであったり、海であったり、砂漠であったり。
どの場所でも、太陽のリズムや気候が作り出す条件の中で、動物植物たちは懸命に生きているように受け取れました。
実際動物や植物たちが何を考え生きているかはわからないですが、「生きる事に真剣である」ことは間違いない判断だと思います。
どんなに厳しくても、前へ進み、生きて行く事をあきらめない。

そんな彼らの生活を見て、彼らの生活環境を人間によって悪化させることはあってはならないと思いました。
近年よくいわれる「地球温暖化」現象は、自然界の様子を少しずつ変化させているようです。それにより、生命を全う出来ない動植物がいるのです。
この映画はそれを教えてくれました。(いろいろな情報から知識として知ってはいましたが、あらためて、それがどんな事かを考えるきっかけを与えてくれました。)

人間の生活の便利さや快適さの代償に地球の環境が変化し、動物や植物が生きにくくなっていたり、すでに絶滅してしまった種があったり。人間がぬくぬく生活する代わりに動物や植物が危機にさらされているのです。
こんな事、僕は個人的に許せません。というか、今まで自分がして来た事で地球環境へ悪影響を及ぼした事に深く反省しました。

しかしながら、現代の人間(日本人)の生活環境に慣れてしまった僕にとり、原始時代のような生活を強いられても対応出来ないというのが正直なところです。(僕は人類が緩やかに原始時代へ戻って行く事を一つの理想としてイメージはしているのですけどね。)

そこで何が出来るか考えました。
便利さ快適さにあまえないように心がける!事を決めました!
実行してまだ1週間ほどですが、
・買い物袋(エコバック)を常に携帯し、お店でレジ袋はもらわない。
・無駄なエネルギーの消費を極力抑える。暖房無しでは辛いので、設定温度を今までより下げ部屋でも厚着したりしています。水道も余分に水を流さないよう心がけます。
・ゴミの分別を徹底する。もともと分別は得意なほうなので、実行していましたが、たまに判断に迷うようなものを曖昧に捨ててしまっていました。勉強し、確実な分別をしていきます。
・緑を育てる事を続けます。ベランダ園芸やその他僕の手がかかることが許される場所の緑を大事に育てます。
以上
今の所、出来る事ってこのくらいなのですが、やらなくてはならないのです。
一人のささやかな行動でも、どこか遠い所に立つ木の葉っぱを一枚守れるかもしれません。

世間でよく言われ続けていることですが、僕は実行することが出来ていませんでした。
それは自分の知らない遠いどこかで何が起きているかよくわかっていなかったからだと思います。
この映画「アース」を観てよかったです。失ってしまったものは取り戻せませんが、まだ間に合うことがあるはずです!!!
皆さんも是非観て欲しい映画です。
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観ました
美しい映像と謙さんの日本語吹き替え版のおかげ様で、
とてもおもしろかったでした。
私は生まれ変わったらシロクマの雄(絶滅寸前の)になる予感がします。

(観た後にこの日記を読みましたワザと)
私にとってのこの映画は、「生きる」でした。
そして「生きる=食べる」ということを改めて感じました。
ひろっこ 2008/03/14_Fri_:00:56 編集
無題
>>ひろっこさん
僕もの本後吹き替え版を観ました。
字幕のほうにしようかと思ったけれど、わかりやすいほうが映像を楽しめると思って。

生きる=食べる、生命とはまさに謎です。
日出夜 2008/03/14_Fri_:57:14 編集
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プロフィール
HN:
日出夜
年齢:
53
性別:
男性
誕生日:
1971/05/09
職業:
絵師
趣味:
園芸 石集め
自己紹介:
東京ローカルバザール 
絵師/デザイナー
東京在住

1993年 多摩美術大学美術学部デザイン学科染織デザイン科入学。在学中に染色技法(友禅染、ろうけつ染、型染、しぼり染)、スクリーンプリント技法(染料、顔料、特殊プリント)を専門に学ぶ。

1997年 学部卒業後、同大学染織デザイン研究室(改組にて生産デザイン学科テキスタイルデザイン研究室となる)に入室。7年間に渡り教育現場とテキスタイルに携わりながら、「染色する」という工程から生まれる素材感や色彩効果を中心に自らの表現を模索する。

2004年 大学研究室を退職し次なる活動の場を探しつつ自由きままな生活をはじめる。財力も尽き果て明日をどう生きるか?くらいの窮地の中、絵画を日々の糧のために描く機会にめぐまれ、人とのつながりの大切さを思い知る。その時、絵画を描く中で純粋に美しい色と形が描き出す世界の奥深さと安堵感を再認識する。

2005年 東京ローカルバザールのプロジェクトに出会い、プロジェクトの意図することに深く共感と意義を覚える。「布」「染色」「絵」「人とのつながり」という自らの創作の複数のテーマを一つに現せる場所としてこのプロジェクトを認識しデザイナーとして就任する。

2006年1月 東京浅草に「東京ローカルバザール」開店。

迅速堀起成为世界知名的T恤品牌Tokyo Local Bazaar,设计师兼创办人日出夜利用他对染织设计的知识 ,将传统的印染技巧运用于现代的设计上,打造出一系列色彩夺目,抢眼独特的T恤。Tokyo Local Bazaar的专门店设在东京的游客区浅草,更为产品添上日本独有的下町气息。
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