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070405
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紋切りは一度体験してしまうと次から次へと切ってみたくなってしまいます!
たたみ方、切り込みの方向で想像しきれない柄が生まれます。

今回の新作は江戸の頃に作られた紋切り型を参考に切り、それらの丸紋と和紙のちぎり絵で柄を構成しています。

また、中形とは、小紋と大紋の中間の大きさの型紙でこれもまた江戸時代に盛んに染め物に使われていたものです。主に藍染めの浴衣等に見られる技法です。
今回の総柄は当初無地調(小紋くらいのイメージ)を持っていたのですが、紋切り形の面白さを生かすためにそれぞれのモチーフを大きく扱いました。大紋ではなく、小紋でもないところから「中形」の名を借り、中形によく見られる模様を筆書きで全体の構成に味付けをしています!

そして、お気づきの方もいらっしゃるかもしれませんが先日掲載しました画像の色展開にご注目ください。
3種の生地にそれぞれ2配色をしていまして6パターンとなるのですが、すべてモノトーンとなっています!(珍しい〜)
といいますのは、今回の柄の表現をより効果的に、またより表情豊かにプリントしたかったもので、TOPグレーの生地の展開でバリエーションを作りたかったのです。編み方や素材感を厳選し3種の生地を用意しました。(もちろん生地もオリジナルですよ!)
TOPグレーとは杢調のグレーの事を差しますが、ムラ感のある地に細かな模様のプリントをすると、隣り合った色が様々な組み合わせになり、想像を超える表情を生み出してくれるのですその効果を最大限にいかしたく、プリント色も白、墨黒、色味を極力押さえたものにしています。

という事で、長くなってしまいましたがこの「紋切り中形総柄」、裏毛のスウェット素材、ガーゼスウェット、天竺と三種の生地にプリントされています。
新アイテムの登場をお楽しみにお待ち下さい!
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プロフィール
HN:
日出夜
年齢:
53
性別:
男性
誕生日:
1971/05/09
職業:
絵師
趣味:
園芸 石集め
自己紹介:
東京ローカルバザール 
絵師/デザイナー
東京在住

1993年 多摩美術大学美術学部デザイン学科染織デザイン科入学。在学中に染色技法(友禅染、ろうけつ染、型染、しぼり染)、スクリーンプリント技法(染料、顔料、特殊プリント)を専門に学ぶ。

1997年 学部卒業後、同大学染織デザイン研究室(改組にて生産デザイン学科テキスタイルデザイン研究室となる)に入室。7年間に渡り教育現場とテキスタイルに携わりながら、「染色する」という工程から生まれる素材感や色彩効果を中心に自らの表現を模索する。

2004年 大学研究室を退職し次なる活動の場を探しつつ自由きままな生活をはじめる。財力も尽き果て明日をどう生きるか?くらいの窮地の中、絵画を日々の糧のために描く機会にめぐまれ、人とのつながりの大切さを思い知る。その時、絵画を描く中で純粋に美しい色と形が描き出す世界の奥深さと安堵感を再認識する。

2005年 東京ローカルバザールのプロジェクトに出会い、プロジェクトの意図することに深く共感と意義を覚える。「布」「染色」「絵」「人とのつながり」という自らの創作の複数のテーマを一つに現せる場所としてこのプロジェクトを認識しデザイナーとして就任する。

2006年1月 東京浅草に「東京ローカルバザール」開店。

迅速堀起成为世界知名的T恤品牌Tokyo Local Bazaar,设计师兼创办人日出夜利用他对染织设计的知识 ,将传统的印染技巧运用于现代的设计上,打造出一系列色彩夺目,抢眼独特的T恤。Tokyo Local Bazaar的专门店设在东京的游客区浅草,更为产品添上日本独有的下町气息。
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